産後の腹直筋離開 こんな場合は治した方が良い!
妊娠中にはほぼ100%の人に起こる腹直筋離開。産後には徐々に元の状態に戻っていきますが、産後半年から1年経過しても元の状態に戻らない方もいらっしゃいます。
産後しばらく経っても元に戻らない腹直筋離開がある方は、絶対にケアをするべきなのか?
今回は腹直筋離開のケアの基準を紹介します!
腹直筋離開をケアしようか悩んでいる方はぜひ読んでみてくださいね!
目次
腹直筋離開 まずはチェックしてみよう!
まずはご自分のお腹に腹直筋離開があるのかどうか、ある場合は程度を知っておこう!
↓こちらから確認の方法を知れます!
腹直筋離開とは?腹直筋離開のセルフチェックと治す方法は?
腹直筋離開 こんな方はケアしよう!
ではここからが本題!
妊娠~産後に誰にでも起こる腹直筋離開。みんなケアをするべきなのか?整体院など通って治療をするべきなのか?
その答えは、症状や状態によります!
専門的にケアが必要な人の特徴を以下に紹介していきますので参考にしてみてくださいね!
腰痛や背部痛など痛みがある場合
腰痛や背部痛の原因はさまざまです。
しかし多くの腰痛や背部痛の原因がお腹の力が入らないで起こっているのも事実!
産後に腹直筋離開が起こり、そのまま改善されない状態が続いていると、お腹の力が入らない状態になります。
いわゆるインナーマッスルが弱い!という状態になり、それが腰痛に繋がります。
腹直筋離開がある中での腹筋のトレーニングは難しく、専門的な知識や技術が必要になってきます。
専門的な知識や技術がない中で、腹筋のトレーニングをいくら続けていても、インナーマッスルは鍛えられません。
産後半年以降も腹直筋離開があり(2横指以上)、腰痛などの症状がある場合は専門家からのケアを検討してみましょう!
尿もれ等の骨盤底トラブルがある場合
尿もれや子宮脱・膣下垂、便もれ、おならが我慢でいないなどの骨盤底トラブルがある方も専門的に腹直筋離開のケアをした方が良いです。
尿もれは産後1~2か月くらいまでは多くの方が悩むと思います。
徐々に症状が改善されてくると思いますが、産後半年経っても尿もれが改善しない方は尿もれのケアと合わせて腹直筋離開のケアもする必要があります。
尿もれに関わる骨盤底筋とインナーマッスル(腹横筋)には相関関係があるとされています。
そのため骨盤底筋の機能を改善させたいなら、インナーマッスルの機能も向上させる必要がありますし、インナーマッスルの機能が低下した状態だと骨盤底筋の機能を向上させるのも難しいということになります。
産後に腹直筋離開があり、尿もれも改善しない方は専門的に腹直筋離開のケアをしましょう!
活動量の多い仕事が控えている方
ここまでの話から、腹直筋離開があるとインナーマッスルが働きにくいことが分かったと思います。
インナーマッスルは、姿勢を保持したり、効率よく動くために必要な筋肉です。
そのためインナーマッスルが弱い状態だと姿勢が悪くなり、腰痛や肩こりが起こったり、重いものを持ち上げたり、運んだりするのが難しくなったり、高いところに手を伸ばした作業が難しくなります。
出産して1年程経つと、仕事に復帰するママも出てくると思います。
その際に活動量の多い仕事につくママは、腹直筋離開が起こっている状態だと作業が困難になるだけでなく、腰痛や肩こり、尿もれなどの骨盤底トラブルに陥るリスクも出てきます。
そのため、産後に腹直筋離開があり(2横指以上)、今後活動量の多い仕事に就く予定のあるママは早めに腹直筋離開のケアをしておくことをオススメします。
その他
必ずしもではないのですが、腹直筋離開のケアをしておいた方が良い方の特徴は…
- 腹直筋離開が2横指以上ある
- ポッコリお腹が気になる
- いまいちお腹の力の入れ方がわからない
- 食事のあとなど過度にお腹がポッコリする
- お腹が見た目、美容的に気になる
- これからトレーニングに力を入れていきたい
まとめ│産後の腹直筋離開 こんな場合は治した方が良い!
いかがでしたか?産後の腹直筋離開 こんな場合は治した方が良い!について紹介させていただきました。
- まずは自分の腹直筋離開をチェックしよう
- 腰痛や背部痛などの痛みがある場合は腹直筋離開のケアをした方が良い
- 尿もれなどの骨盤底トラブルがある場合は腹直筋離開のケアをした方が良い
- 活動量の多い仕事が控えている方は腹直筋離開のケアをした方が良い
- その他にもポッコリお腹が気になる方、見た目、美容的にお腹が気になる方、これからトレーニングを本格的に行いたいと考えている方は早めにケアをすることをオススメします!
最後まで読んでいただきありがとうございました。