妊娠する前の体作りにもぴったり!アナトミートレインSI~3セッションシリーズ~

ロルフコンセプトウィメンズには妊娠中の女性も来店してくださっています。

その妊娠中のほとんどの女性は、どこかしらにトラブルを抱えて、少しでもラクになればという想いで来ています。

妊娠中の女性でよくあるトラブルとして「恥骨痛」「仙腸関節痛」「座骨神経痛」などがあります。

これらのトラブルは起きてからだと、なかなか施術を通しても解消することが難しくもあります。

本来であれば妊娠前から体を整えて、妊娠中にこれらのトラブルを起こさないようにするのがベストだと思います。

では、どのように体を整えれば良いのか?

様々な方法があると思います。
ここではその方法の一つとして、筋膜リリースで全身のバランスを整えていくアナトミートレインSIを紹介しつつ、どうしてアナトミートレインSIが有効なのか説明していこうと思います。

目次

そもそもアナトミートレインSIとは何なのか?

アナトミートレインとは治療家や運動指導者の中では超有名ですが…ほとんどの方はアナトミートレインを“本”としてしか知らないと思います。

トーマス・マイヤースというアメリカの有名なボディーワーカーが書いた本で、日本の治療家や運動指導者にも人気な本です。

この本には人間の体には12本の筋膜の繋がりがあると書かれており、その各々の筋膜経線が安定した緊張状態にあることがバランスの良い体とされています。

アナトミートレインは“本”として有名になったのですが、背景には筋膜リリースを使った施術があります。
その施術を効率よく行うために考案された理論がアナトミートレインになります。

つまりアナトミートレインSIとは、アナトミートレインの理論を使って効率よく行える筋膜リリース施術ということです。

アナトミートレインSIの特徴

アナトミートレインSIは前述したとおり、人間の体にある12本の筋膜のラインに沿って筋膜リリースを行っていく施術です。

その12本のラインとは、身体の前・後ろ、右・左、外側・内側と全身を網羅しています。

一般的な整体では、肩の痛みに対しては肩周辺しか施術をしないことや、骨盤の歪みに対して骨盤のみにアプローチするっといったことが多いと思います。

しかしアナトミートレインSIは、12本のつま先から頭まで繋がるすべてのラインを考慮して施術を行います。
要するに、全身に対してアプローチをしていく手技というのが、アナトミートレインSIの特徴となります。

アナトミートレインSI どうして妊娠前の体作りに良いの?

ここまでアナトミートレインSIがどのようなもので、他の整体との違いも説明させていただきました。

では本題です!
どうして妊娠前の体作りにアナトミートレインSIがおすすめなのか?

アナトミートレインSI どうして妊娠前の体作りに良いの?│恥骨痛を例に…

妊娠中に起こりやすいトラブルの多くは、妊娠前の姿勢や体の硬さが影響していると考えられます。

例えば…妊娠中のトラブルで多い恥骨痛ですが…

恥骨の位置

恥骨というエリアは、左右の腸骨(骨盤の骨)が中央で交わる部分です。

この部分は軟骨を介して結合をしているのですが、妊娠中はこの軟骨部分に柔軟性が高まり緩い状態になります。

この恥骨が緩まる状態は、妊娠・出産のためには必要不可欠です。どんな妊婦さんでも緩みます。

しかし、妊婦さんによってこの緩んだ状況で痛みが出る人と出ない人がいます。

妊娠中の恥骨痛が起こるメカニズムは、はっきりと解明されていませんが、おそらく恥骨周囲の組織の硬さや密度の左右差、あるいは左右への体重のかけ方(体重移動)の違いが原因になっているのではないかと考えることができます。

よって妊娠中の恥骨痛を予防するために、妊娠前から恥骨および骨盤周囲のアライメントを整えておくことが大切になってきます。

アナトミートレインSI どうして妊娠前の体作りに良いの?│不良姿勢で起こるトラブルを例に…

妊娠中に骨盤や骨盤周囲の組織の左右差であったり、全身の姿勢のアンバランスさがあると痛みなどの不調が起きやすいです。

骨盤の左右差がある場合は、恥骨痛や仙腸関節痛、股関節痛、尿もれや子宮脱などの骨盤底トラブルが起きやすくなります。

また全体的な姿勢が不良であると、ひどい腰痛に悩んだり、妊娠中の腹直筋離開が重度になる場合もあります。

妊娠中に恥骨痛や仙腸関節痛で悩んだり、尿漏れや子宮脱を良くしたい!と思い、整体に通う場合があると思います。

しかしこの症状を軽減・解消するためには体の深い部分の筋・筋膜を調整していくことが必須となってきます。

特に腸腰筋という筋肉は、骨盤や胸腰椎の位置関係に大きく影響してくる筋肉で、調整するべき筋肉になります。

しかしこの筋肉は体の一番深いところにある筋肉になります。
妊娠中のは当然触れることが出来なくなってくる筋肉ですので、理想は妊娠前からこの腸腰筋を含めた深いところの筋・筋膜を調整し、骨盤や全身の姿勢を整えておくほうが良いです。

産後に悩む重度の腹直筋離開も、妊娠中にお腹が前に大きくなり過ぎることを防ぐことで予防できますが、これに関しても妊娠前からの姿勢改善が大切になってきます。

以上をまとめると、妊娠中のあらゆるトラブル軽減・予防は、人間の体の深いところにある筋・筋膜の調整が大切です。しかし妊娠中には深いエリアへの介入は行えないため、妊娠前からケアしておくことをオススメするということになります。

さらにアナトミートレインSIは、前述した様に体の前・後ろ、右・左、外側・内側と全身を網羅しているラインにアプローチしていきます。妊娠前の体作りにもぴったりなアプローチとなっています。

アナトミートレインSI 3セッションシリーズにご興味がある方はこちらも読んでみてくださいね!

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