施術報告 ~1~

ロルフコンセプトウィメンズの星です。

少しずつではありますが、ロルフコンセプトで施術を行った方の報告をさせていただきます。

お客様よりブログへの記載の許可は得ているものの、お客様のプライバシーに配慮するため、写真や名前、年齢などお客様を特定できるような内容の記載は控えさせていただきます。

施術報告

目次

基礎情報

〇施術コース   産後3セッション

〇施術時期    産後4か月頃~(お子様一人)

〇主訴      肩こり・腰痛

〇悩みやストレス 骨盤の歪みが気になる。

身体の評価

腰痛があるとのことで、骨盤や胸郭のアライメントの評価を重点的に行いました。

やはり、骨盤(仙腸関節)のアライメントのズレがあり、さらに骨盤周囲筋の筋力に左右差がありました。

骨盤底筋の収縮や高さは比較的良好でした。

しかし非常に気になったのが、腹直筋離開でした。

お臍から上は、みぞおち付近まで離開していました。また、お臍から下も離開していました。

妊娠時は肋骨は開いていくことが望ましいとされていますが、この方は産後4か月の時点で肋骨の開きはほぼありませんでした。妊娠時の身体を見させていただいていないので分かりませんが、もしかすると妊娠時の肋骨の開きが不良で、お腹が前方に強く大きくなったのかと思われます。その結果腹直筋離開が強く出てしまったのではと思われます。

また下部の腹直筋の幅が広がっていました。これは妊娠中に大きくなったお腹により、下部の腹直筋と周囲の組織が癒着してしまい、出産後もその癒着が残っていました

施術内容

左右の骨盤周囲筋の硬さの違いがあったため、筋膜リリースにより調整を行いました。

特に片方のお尻の筋肉(大殿筋上部)に硬さが強くあったので、重点的に行い仙腸関節の動きの向上につなげました

また腹直筋離開に関しては、腹直筋周囲の組織との癒着をとるために筋膜リリースを行い、腹直筋の幅が短くなり、結果離開幅も減りました。

動作時にどうしてもアウターマッスルである腹直筋を強く活動させてしまう傾向がありました。その背景に骨盤周囲筋のインナーマッスル(大腰筋)を使うことが難しいことがありました。

それに対し、大腰筋への感覚入力を行い、動作時に大腰筋を使えるように促しました

ホームエクササイズ指導

自宅で育児をしながら、もしくは合間に出来るようなエクササイズを指導させていただきました。

「ガスケアプローチ」という骨盤底筋を守りながら全身のエクササイズをする方法を指導しました。

施術直後のお客様の声

施術前は肩~背中の痛みがあったけどなくなりました。

お客様のその後

産後3セッションでの施術でしたが、2回目に施術に来てくれた際にはもう痛い部分はないとおっしゃっていました。残りの2セッションは痛みの再発に繋がるであろう部位の筋膜リリースを行いました。

また残りの産後のエクササイズ指導や生活指導(会話の中でですが)なども2セッションの中で行わせていただきました。

施術にご興味のある方は気軽にお問い合わせください。

    Follow me!

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    女性の健康

    前の記事

    子宮脱とは?