良い出産ってなんでしょう?
こんにちは!
ロルフコンセプトウィメンズの星です。
出産を終えたママから、
「安産だった!」
「あっという間に産まれっちゃった!」
なんて報告を聞いたことがありませんか?
そのような報告を聞くと
「私もそんな風に産めるのかな?」
「私は分娩時間長かったからとても安産ではなかったなぁ」
「途中で帝王切開に切り替わっちゃったから…」
なんて自分の出産を振り返って、自分の分娩は何点だったかなぁなんて考えるママもいるのではないかと思います。
またこれから出産を迎えるママは「自分もそんな完ぺきなお産をしたい!」なんて思うこともあるかと思います。
先日私の勉強しているガスケアプローチの本を読んでいると、とても印象的な言葉をみつけました。
「出産は試験ではない!」
ガスケ先生の言葉です。
最近SNSを見ると、妊娠中のママのエクササイズやヨガ、食事など…お腹の赤ちゃんのために良い生活を!充実したマタニティライフ!といった投稿を目にします。
もちろんこのように体に気を使うことはママと赤ちゃんにとって良いことだと思います。
妊娠中はママが自分の体に向き合うチャンスでもあると思います。
ロルフコンセプトウィメンズのマタニティ整体でも、
お腹の赤ちゃんが育ちやすい環境を作るためにママのお腹のスペースを作る様な介入をしたり…
出産時の骨盤の動きがスムーズに起こるようにあらかじめ介入をさせていただくことはあります。
しかし…
決して試験のための準備をしているわけではありません。
試験は結果が点数となってあらわれます。
点数によって合格であったか、不合格であったか判定されます。
出産は試験であってはいけません!
良い出産、悪い出産なんてありません。
どんなに分娩時間がかかろうと、途中で帝王切開に切り替わろうと、
母子ともに健康に産まれることが大切!
であって、決してママは負い目を感じる必要はありません。
以前とある産婦人科の先生が出産の話をしていました。
分娩がなかなか進まずに赤ちゃんの心拍が低下してきてしまい、
最終的には吸引分娩で無事出産。
分娩直後にママが赤ちゃんに向かって
「うまく産んであげられなくてごめん…」って言った。
母子ともに無事に出産を終えることが出来たのですから、「うまく産んであげられなくてごめん…」なんて思う必要はないのですが…
現代のママ達が思う良い出産は
- 分娩時間が短い
- 吸引分娩や鉗子を使わない
- 帝王切開でない
という思考が強いのかもしれませんね。
ガスケ先生はこんな風にも言っています。
「大切なのは出産に前向きになること」
出産は試験ではなく、高得点を狙う必要はありません。
しかし、
出産に対して前向きになり
能動的に出産に臨む
ことが大切ということです。
先生や助産師さんがどうにかしてくれると思うのではなく、
自分で産む!というマインドが大切ということです。
ロルフコンセプトウィメンズで行っているマタニティ整体・コースや
ここ以外で行っているマタニティ向けの体操は安産を保証するものではありません。
出産を早く進めるためのものでもありません。
ただ
出産に対して前向きになってもらう!
出産に対して能動的になってもらう!
ためのものです。
ロルフコンセプトウィメンズも自分が産む!という能動的なマインドになれるようにお手伝いさせていただきます。
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