マタニティヨガ・エクササイズは必要か?
こんにちは!
ロルフコンセプトウィメンズの星えみです。
妊娠をして、何か体に良いことをやろうと思い、「マタニティヨガ・エクササイズ」を始める方が多くいらっしゃると思います。
今は産院でマタニティヨガを行っているところも増え、妊婦さんにとってより「マタニティヨガ・エクササイズ」が身近になってきたのではないかと思います。
今日はマタニティヨガやエクササイズは何を目的として行っているのか?をお伝えしていき、その上でマタニティヨガ・エクササイズの必要か?をお伝えしていこうと思います。
これからマタニティヨガやエクササイズを始めようか迷っている人、出産に不安を感じている人には読んでいただけたら嬉しいです!
目次
マタニティエクササイズの種類とオススメ
妊娠中、何か運動をしたい!と思ったとき「ヨガ」を思い浮かべる方が多いかと思いますが、
今マタニティ向けのエクササイズはヨガに限らず様々なものがありますね!
- マタニティヨガ
- マタニティピラティス
- マタニティビクス
- マタニティスイミング
などなど、いろいろとあって…何が自分に良いのか悩みますよね!
また受けれる場所も様々!
- 産院でのクラス
- ヨガ・フィットネススタジオでのクラス
- youtubeやDVD
など、妊婦さん自身がどのような方法で始めるか選択肢が多く、わりと簡単に始めやすくなりましたね!
エクササイズの種類で内容は異なりますが、共通しているのは
- ゆっくりとした動きのもの
- 無理のない動きのもの
- 呼吸を意識しながら行うもの
のような気がします。
では妊娠時のエクササイズとしてオススメなものは?
これは自分に合うものを選んだ方がいいと思います!
以前からヨガをやっていたのであればマタニティヨガを始めるといいでしょうし、
リズムに合わせて体を動かすのが好きな方はマタニティビクスを始めるといいと思います。
水泳や水中が好きな方はマタニティスイミングもいいですね!
大切なのは
リラックスして楽しめるか!
また後からもお話をしますが、自分の体と向き合えるか!
ということになってきます。
自分にあったものをみつけてみてくださいね!!
マタニティエクササイズの目的
では実際にマタニティエクササイズはどのような目的で行われているのかお話していこうと思います。
体力維持・トラブル予防
ひと昔前は「妊婦さんは安静に!」と言われていたのではないでしょうか?
私の母も、私が妊娠をしていたころは「気をつけなさい!気をつけなさい!」とばかり言って…妊婦さんが運動をして良いものとは思っていなかったと思います。(きっと今でも…笑)
今は産婦人科領域の研究が進み、産婦人科の診療ガイドラインにおいても、妊婦さんの適切な運動習慣が大切!という風にされています。
つまり、妊婦さんは安全な範囲内で運動をしていくべき!
ということになります。
妊娠中のママの体はどんどん変化していきます。特にお腹は前に出てきて、重くなっていきます。
その体の変化に対応するには、日常の運動習慣をしっかりと持ち、体力の維持をすることが大切になってくると思います。
もちろんお腹が大きくなると、動くのが大変になってきます。
しかし大変だから動かない生活をしていると、体力が低下していき、その後に控える出産や育児に支障をきたします。
また適度な運動習慣により、体力の維持をすることは、妊娠中のマイナートラブルの予防にも繋がると思われます。エクササイズやストレッチを行うことで、腰痛や肩こりの予防・軽減に繋がると思われ、より充実したマタニティライフを送れることになります!
リラックス効果
「マタニティブルー」という言葉があるように、妊娠中はホルモン分泌の変化から感情の浮き沈みが激しくなります。一見何でもないようなことで悲しくなったり、涙が出たりします。
また出産の不安や育児の不安、パートナーに対する不満からストレスをため込んだり…
本当に妊娠中はメンタルが安定しません。
そんな時にはご自身が落ち着ける場所や物があると良いと思います。
ヨガやストレッチをして、呼吸を整えると気持ちが落ち着いてくるかもしれません。
何でも良いのですが…
アロマなどの好きな香り、好きな音楽、好きな本でも良いと思います。
エクササイズが好きなもの、心を落ち着かせるものの一つになることもあると思います。
また、そのリラックスできるものを持つことは、陣痛の時や産後の辛いときにも助けてくれるかもしれません!
陣痛のつらいとき、ストレッチや運動をしながら呼吸を整えると落ち着く方も多くいらっしゃいます。
産後に自宅で赤ちゃんと二人きりの生活で辛い!というママがエクササイズで気持ちがリラックスできるママもいらっしゃいます。
ヨガなどのエクササイズに限らず、リラックス出来るものを持っておくことは妊娠~産後にかけて大切かもしれませんね!!
呼吸法を身につけられる
マタニティ向けのエクササイズは沢山ありますが、その多くが呼吸を意識して行うものが多いと思います。
ひと昔前に「ラマーズ法」というものが、出産時の呼吸では一般的だったようですが…
今は「ヒーヒーフー」の呼吸法は、呼吸が浅く速くなりがちなので、指導されなくなりましたね。
ただし昔も今も、出産時の呼吸は大切ということ!
どうしても陣痛時に痛みが強いと息を止めてしまったり、浅く速くの呼吸になりがちです。
ママの呼吸が十分に行われないと、赤ちゃんに酸素が行き届かなくなってしまう危険性があります。
また、陣痛時痛みの強い時に呼吸に意識を向けると幾分和らぐと言われ、鎮痛効果があるとも言われています。
日頃から深くゆったりとした呼吸を行っていると、陣痛の時にも呼吸がしやすくなると思われます。
特にヨガは呼吸を大切にしている体操です。
陣痛や出産を意識してエクササイズを行いたいのであれば、ヨガはお勧めですよ!!
ポーズを通して自分の体を知れる
出産ってドラマのように分娩台の上にあがって、必死に息んで赤ちゃんを産もうとしているイメージが強いと思いますが…
実際の出産って、分娩台にあがるまでに結構時間があるんですよね…
特に初産では、陣痛が来てから半日以上かかる人もいます。
分娩台で「さぁ!出産!」って時まで、何度も陣痛が来て…その度に息まない様に逃して、痛みに耐えて過ごします。
そんな時に、自分がどのような姿勢がラクなのか、好きなのか知っておくだけでだいぶ辛さが和らぐと思います。
またマタニティヨガやエクササイズのポーズの中には分娩を促進しやすいものもあります。
どのような姿勢が分娩の初期には良いのか?後期に近づくにつれてはどのようなポーズが良いのか?知っておくだけでも体も心も和らぐと思います。
日常的にヨガやエクササイズをやっていると、自然と陣痛時にもその気持ちの良いポーズをとりたくもなると思います。
そしてそれが分娩促進に繋がることもあると思います。
まとめ
いかがでしたか?
マタニティヨガやエクササイズなど妊娠中の運動は様々な目的と効果があります。
妊娠中は自分のからだに目を向けるチャンスでもあります。
何よりも出産に対して前向きに、能動的なマインドに変えてくれる可能性がありますよ!!
是非積極的にマタニティ向けのエクササイズをやってみてくださいね!
(※医師の許可は絶対に必要ですよ!!!)
ロルフコンセプトウィメンズのマタニティエクササイズはヨガに似た幾つかのポーズで、全身の筋力・体力維持を図れます!
お客様が楽で好きなポーズを見つけられ、快適なマタニティ生活が送れるようにご指導させていただきます。
陣痛の際に向いているポーズなども提案させていただきます!
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