2019年12月18日 / 最終更新日時 : 2020年1月5日 emi 骨盤底筋について 目でみる骨盤底筋 ロルフコンセプトウィメンズの星です。 突然ですが…皆様骨盤底筋の評価はどのように行っていますか? その前に、私たち理学療法士は、クライアントさんの身体にアプローチをする前の評価をとても大切にしています。…というよりも評価なしではアプローチすることが出来ないと考えています。 評価の種類として大きく分けて 触診(手で触れる評価) 視診(目でみる評価) があります。 関節の硬さや筋肉の柔軟性、筋力などの評価は触診で行います。筋や骨格の詳細な評価は触診で行うことが多いです。 視診は姿勢や動作を評価するときに使います。また筋肉の緊張や左右のバランスなど、視診で感じることも多くあります。 このように当たり前ではありますが、目で見れるものは視診で評価をして、目では見れないようなものは触診で評価をしていきます。 目次 一般的な骨盤底筋の評価 では骨盤底筋の評価はどのように行うのでしょうか?視診?触診? 骨盤底筋は人間の身体の一番深い部分にある筋肉です。そのため目で見るのは難しい筋肉です。理学療法士である私は基本的には触診にて評価を行います。触診で骨盤底筋の収縮や挙上、慣れれば左右差も感じることが出来ます。しかし触診は感覚的な面もあります。テクニカルエラーも生じやすいです。そのため本当は視診も合わせた評価が出来ることが望ましいと思われます。 骨盤底筋の視診に手軽に使われるものが超音波(エコー)です。 超音波(エコー)とは 人の耳では聞こえないほどの高い周波数の音を超音波と言います。超音波は臓器や組織の境界で反射する性質があります。この性質を利用して反射してくる音を受診して画像にします。エコーで見ることが出来るものは、臓器や筋肉や脂肪などの結合組織です。膀胱や子宮の確認、骨盤底筋の収縮や挙上を確認することが可能です。 今後の展開 今後ロルフコンセプトウィメンズでもエコーを利用した骨盤底の評価をしていくことを考えています。骨盤底のお悩みを抱えたお客様に対しては、ご自身の骨盤底の状況を知ってもらうことが出来、安心も得られると思います。エクササイズや治療によって起こる変化も視覚的に感じられるようになるかと思います。 ウィメンズヘルスのリハビリや骨盤帯への介入をしているセラピストにとっては、自分の介入がどこまで変化を与えられているか知れる材料にもなると思います。 エコーの実際の導入にはもう少し時間がかかりますが…皆様にしっかりと根拠のあるものを提供出来るように努力してまいります。 Follow me! FacebookXHatenaPocketCopy コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 Δ